テコンドーとは、『人間の持ち得る力を最大限に利用するにはどうすればいいか?』という考え方から生まれた武道で、故チェ・ホンヒ総裁が朝鮮の古武道『テッキョン』などと、日本の空手などの打撃格闘技の理論を研究、融合し科学的に改良、発展を重ね1955年に韓国で誕生した近代武道です。老若男女が楽しめ、実践できる武道として世界中で4000万人以上の人がテコンドーを学んでいます。
そのテコンドーの魅力はというと技の多彩さと足技にあります。技の総数は約3200通りもあり、その全ては科学的な裏打ちがなされています。そのうち手技が2000、足技が1200あり、テコンドーの”速さ”と”重さ”の理論からなる華麗かつ破壊力のある足技は『足技最強の格闘技』、『足のボクシング』と称されるほどです。
テコンドーはその技術が理論的に体系化されているため誰にでも学びやすいものになっており、競技以外でも、護身術としての一面や、ストレッチを繰り返すことによる血行改善や適度に汗を流すことで健康増進やストレス解消、ダイエット効果などが得られる一面もあります。
この『誰にでもできる』といった点が世界中の老若男女に愛され、近年急速に広まっていった要因の1つでもあります。 |